英語が苦手なひとが思う疑問ー英語ってなんだろう
英語ができない、苦手、いやだと思ってる中学生、高校生に読んでもらいたい内容です。
この記事をご覧になっている方がもし親御さんなら、お子さんに紹介してもらいたい内容が満載です。
この記事で書かれている内容を読むことでこれまでの英語に対する考え方が変わることを期待します。
英語という言葉
言葉について少し説明します。まず、あなたは日本語をどのように覚えましたか?
勉強して、単語を書いて覚えたわけではありませんよね。親が語りかけてくる音を聞いて覚えました。
何回も聞いて、その音が意味のある音だと感じるのです。例えば、親が赤ちゃんにスプーンで食べ物を口へ運ぶ時のことを思い出して下さい。
はい、あーん、あーんして。と言って赤ちゃんの口が開いて食べさせています。その時、赤ちゃんは親の言う言葉の意味は分かりません。
「音」として耳に入ってきます。その音はどんな意味か分からないけど、美味しいものが口へ入ることが分かるのです。それを何回も続けたはずです。
言葉は音です。
その音に意味があります。
英語を学習する最大の秘訣は「音」に関係するといってもいいでょう。あなたは英語を毎日聞いていますか?英語を学習するということは、聞きなれない音を覚えることになります。
英語の単語を聞いてすぐに理解できますか?毎日聞いている単語ならすぐ理解できますよね?聞きなれない音は当然理解できません。
英語を学習するということは、「音」を学ぶことに深い関係があるのです。算数、数学、理科、社会などの教科とは違うのです。
英語が苦手な中学生まず英語ってなんだろうー英語が分からない原因
この記事を読んでいるあなたは日本人ですね。この記事を読んで意味がわかりますね。
日本で生まれ育ったのであれば、言語は日本語です。あなたの周りは日本語だらけです。そして日本には言語はただ1つしかありません。
日本語だけです。
だから、他の言語、英語について言えば分からないのは凄く当然なことなのです。
考えてみても、日本語以外の言語を日本語のように自然に知っていることなんてあり得ないのです。
もう一度言います。
英語は学習する以外、分かることなんてあり得ないのです。
だから、英語が分からないは、すごく当たり前のことで、自分を低く評価することは無意味なことです。
あなたが英語が分からないのは、もしかすると先生の「教え方」があなたに「合わなかった」からかもしれません。
先生が悪いという意味ではありません。注意してください。
あるいは、英語の「勉強の仕方」が分からなかったかもしれません。また、「習った英語の勉強の仕方」があなたに合わなかったかもしれません。
もしかすると、あなはた中国語か、フランス語、ドイツ語など英語以外の言葉がとても好きになったかもしれません。
日本に生まれ育ったあなたは、日本語が分かるように、英語が分からないのは当然なのです。
しかし、英語がわかるためには、「英語の音」に聞き慣れる必要があるのです。
英語が苦手な中学生まず英語ってなんだろうー英語は学習する以外の方法はない
日本の学校教育では、英語は必ず学習することになっています。その理由は、簡単です。
英語は世界でもっと多く話されている言葉だからです。
誰もが楽(らく)して欲しいものが手に入れられることを望みます。実際、楽して欲しいものが手に入ることもあるでしょう。
しかし、それは多くはないのです。
また楽して欲しいものが手に入れられることだけを望むと「自分のスキル」が身に付きません。
スキルとは、「技術や技」のことを言います。
勉強と言うと、このように考えて、やっていませんか?
ただなんとなく書いて、読んで、暗記する。
勉強とは、あなたにしか理解出来ない技術、技(つまり勉強方法)を身に着けることなのです。
勉強ができる友だちを、「頭がいい」と思っていませんか?それは大きな間違いです。頭がいいのではなく、自分に合った勉強方法を身に着けているのです。
勉強ができる友だちの勉強方法が、同じようにあなたにぴったり合うとは限りません。
しかし、
自分にぴったり合う勉強方法を見つけるためには、友達の「勉強方法」を「まね」ること、先生の「教え通り」に「やってみる」など、まずは「まねて習う」ことです。
「これいい!」と思ったことをどんどん「まね」ましょう。
そして、自分に合わないと思ったら捨てましょう。
結果、残ったもの(いつもやっていること)が、あなたにぴったり合った勉強方法です。
ここまで読んでみていかがですか?
まとめとして
ここで紹介した内容は、英語の考え方。そして勉強の意味を改めて考えることを紹介しました。この記事を読んで勉強の意味を考えるキッカケになってほしいです。
【補足】学校英語の最終ゴールはどこか?
学校の英語ももちろん言語としての英語です。
しかし、学校の英語は、受験英語であることは間違いありません。
「話す」ため、人と「コミュニケーションをとる」ための英語として、日々学校の英語教育は取り組んでいます。
しかし、学校英語にはテストがありますよね。そのテストの点数で通知表に評価されます。
日本の英語は、高校入試では合否を決める入試試験の教科であり、大学入試でも英語はほぼ入試の教科です。
要するに、日本の英語は、入試を受けるための教科であることは間違いありません。
日本教育の英語は、高校入試、または大学まで進学する学生にとっては大学入試までが学校英語のゴールなのです。
しかし、あなたの将来の職業が英語を使うのであれば、英語を勉強するゴールは英語で仕事をすることになります。
その時はじめて、英語があなたの第2の言葉になります。
英語が言葉になると、点数とか評価はありません。
英語を間違えたっていいんです。相手はさほど気にしません。むしろ日本人が英語を話すことを快く受け入れてくれる外国人に多く出会うことでしょう。
英語を言葉として使うことで、あなたの世界観が広がることは間違いありません。多くの外国人とコミュニケーションができるでしょう。
アメリカ人やイギリス人などのように綺麗な発音でペラペラとしゃべれなくていいんです。
日本語発音でもいいんです。
大切なことは、英語を使ってコミュニケーションができる、あるいは仕事ができることなのです。
そこにはもはやゴールなどなく、果てしなく続く人生があることでしょう。
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