英検4級は中2の英語力のどの程度で合格できるのか?
まずはじめに、英検4級のレベルを英検協会では次のように述べています。
4級は、英語の学習を始めて最初の目標となる5級の次に目指す級で、
レベルは中学中級程度とされています。簡単な英語を理解することができ、
それを使って表現することが求められます。5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
参考:公益財団法人日本英語検定協会
「英語の学習を始めて」はいつなのでしょうか?
小学校から英語学習が始まっているのをご存じですよね?
そう考えると、「英語の学習を始めて」は小学生ということになります。
そして、小学生で最初の目標は5級です。
しかし、実際は、小学校英語の知識だけで5級を合格することは非常に困難です。
塾に通っている、あるいはインタースクールへ通っている小学生なら5級を合格するのは十分可能です。
しかし、ここで言う
「英語の学習を始めて」は、中学1年生のことを指します。
4級は「5級の次に目指す級」と言うことは、4級を合格するには、
中学2年生の英語力が必要ということです。
「レベルは中学中級程度」とはどのくらいの英語力が必要なのでしょうか?
5級は、中学1年生で目指しましょう。ということが分かりました。
では、中学1年生のいつ頃なのでしょうか?
中学1年生の後半と考えていいと思います。
毎年、第2回英検が10月ごろです。その頃には5級の問題を解くには大丈夫です。
と言いたいところですが!
いきなり英検の試験を受けるというよりも、まず、英検の問題に慣れる必要があります。
英検の過去問題を実際に解くことで、
出題傾向を知ることができ、自分の英語力の弱点がわかります。
中学1年生で英検5級を目指しましょう。
では、4級を合格するには「レベルは中学中級程度」、つまり中学2年生の後半ごろになります。
こちらも実際に試験を受けるタイミングは、第2回英検が望ましいです。
もちろん、英語塾などに通っているお子さんであれば、こちらで示した学年時期は全く当てはまりません。
お子さんの英語力は塾の先生や保護者の方が十分理解しておられるでしょう。
ここまでお読みになって、
英検4級を合格するためには、中学2年生の英語力が必要
ということがお分かり頂けたでしょうか。
では、ここで英検4級の練習問題をご覧ください。
※オンライン英検講座専用テキストより
いかがですか?ちょっと難しいと思いますか?すべて解けますか?
中学2年生で「中級程度」というのは、
実際は、中学2年生の英語力8割が必要です。
英検協会の4級レベルの基準を読んで、
「簡単な英語」というのは、
中学1年から学習してきた英語と、
中学2年生の英単語のすべてを
100%としたら、その8割(80%)の英語力が必要です。
中1から中2までの英語のテストを
すべて90点以上取っていることが必要になります。
英語が得意な人は、
中学2年生の後半ほどの英語力で英検4級を合格できます。
ここまで記事をお読みになって、
英検4級を合格するには、ちょっと難しいと思う方は
もう少しお付き合いください。
ここで述べてきたことは、
英検協会が「級ごとに示した英語力の基準」ということです。
基準をそのまま考えると下記の内容になります。
4級は、英語の学習を始めて最初の目標となる5級の次に目指す級で、
レベルは中学中級程度とされています。簡単な英語を理解することができ、
それを使って表現することが求められます。5級より一段上の基礎的でかつ重要な内容が出題されます。
英検4級を合格するためには、
ここまで述べてきた中学1年~中学2年までの英語力必要なのですが、
実際は、
英検問題の解き方=攻略方法を学ぶことで合格へ導くことができるのです。
問題の解き方を学ぶ方法は、過去問題を解くことです。
過去問題を解くことで、英検問題の出題傾向がわかります。
しかし、英語が苦手なお子さんなら、
自分で過去問題を解くことは苦痛を感じます。
その苦痛を感じることなく、楽しく過去問題を解く方法は、
「教えを受ける」ことです。
「習う」方法は、親御さんの協力はどうしても必要です。塾へ通わせるなどお子さんが「習う」ことができる環境を提供してあげることをおススメします。
気軽にやってみよう!
英検協会公式ホームページにて、「級別に試してプチ英検」をやってみる。