英語脳の作り方ファーストステップ
言語について簡単な説明をさせていただきます。
当然のことですが、その国の言語を話す人は、その国の言語を話す脳になっています。
日本人として私たちは、日本語を話す脳になっているわけです。
日本語を話すとは、どういうことなのでしょう。
それは、日本語で思考することなのです。
人は思考するとき、先に、事柄をイメージ化します。
話しをする場合、なにも考えないで話す人はいません。
必ず、先に頭の中でイメージ化され、そのイメージを言葉にしています。
そのイメージしたことを、整理、記憶、あるいは、伝達しようとすると、日本語が出てきませんか?
言語は、イメージしたことを保存、またはアウトプット(出力=出すこと)をするとき、自然と出てきます。
日本語と英語の大きな違い
英語と日本語の大きな違いを簡単に説明します。
「私はカレーを食べた」の文を例にしてみます。
文法的に上記の例文を「主語」と「述語」のみで説明すると、日本語と英語の語順は同じです。
主語 + 述語
の順序になります。
私は 昨日カレーを食べた
主語 述語
I ate curry yesterday
主語 述語
主語の位置は両者とも同じく文の先頭で、述語はその次です。
しかし、「述語」の部分を詳しく分けると2つの言語の違いがわかります。
動詞、目的語
で考えてみましょう。
日本語では、
昨日(いつ)、カレーを(なにを=目的語)、食べた(なにした=動詞)
文の最後になってようやく何をしたかが分かります。
英語では、
ate(なにした=動詞) curry(なにを=目的語) yesterday(いつ)
主語の後にすぐ何をしたかのかが分かります。
このように、「日本語と英語の大きな違い」を理解しておくといいでしょう。
より英語がわかるようになるだけでなく、英語脳を作る上で土台となります。
英語を話す英語脳の作り方
英語をペラペラ話す日本人を見たり、聞いたりしたことがありますか?
完全に英語脳になっています。
だれでも英語をペラペラとしゃべりたいなと思いますよね?
でも、
・今から英語を勉強するのが大変
・英語の勉強は嫌い
・勉強する時間がない
これらは本当に必要のない要素です。
英会話教材がありふれているのになぜ話せないのか
このサイトを訪れた人なら「英語を話す教材」を購入したことがあるかもしれません。「英語を話す教材」は書店や通販などを含めるとありふれるほどあります。「英語を話す教材」を購入したにもかかわらず、すぐ諦めてしまった人はたくさんいるでしょう。
「英語を話す教材」は、
正直、英語力がある人にとっては最適な教材です。
しかし、「英語が嫌い」、「英語が苦手」、「英語がまったくダメ」な人にとっては、やはり苦痛に感じ、長続きができないのです。
なぜでしょう。
なぜ、ペラペラと話すことができないのでしょう。
簡単な英語でも使いこなせることができないのでしょう。
私たち日本人は学校英語を12年も学んだのに、ありふれた「いい教材」があるにもかかわらず、
英語がペラペラと話すことができないのでしょうか?
それは、
「英語をペラペラと話せること」が前提になっているからです。
だから、英語が苦手意識のある人にはどんな教材も長続きしないのです。
日本人が英語をペラペラ話すには、英語に毎日触れている必要があります。
だから、海外留学はその上で最適な環境なのです。
海外留学へ行っても英語が話せない方がいます。
その原因は、英語環境に馴染まなかったからです。
英語で考えることなく、英語を使うことなく、日本人同士の仲間で過ごした場合などが主な原因です。
英語をペラペラ話せたらの誤解イメージを変える
「ペラペラと話す」イメージは、当然英語を母国語のように話している様子をイメージしていますか?
「ペラペラと英語を話せたら」の考えを私たち日本人はだれでも持っています。
それこそ
「英語がダメだ=自分否定」の原因になっているのです。
アメリカ人が「わたしは日本語が話せます」という場合、「こんにぃ~ちわ」「ごつそぅさまぁ」の挨拶程度です。
それでも彼らは「私は日本語が話せます」と自慢します。
わたしたち日本人はどうでしょうか?
英語教育を12年学んできたから、
間違った英語を言うのが、
簡単な英語でも話せないのが
「恥ずかしい」と思ってしまうのです。
それを、変えましょう。
また、恥ずかしく思うのは大きな間違いです。
日本の英語教育は、「話せる英語教育」ではありません。
日本の英語教育は、受験英語です。
受験に合格するための英語教育を12年も続けている現状です。
だから、英語が話せなくて当然なのです。
しかし、誇るべきことはあります。
わたしち日本人が学んだ英語は「高等英語」です。
それは、自慢すべきことです。
日本の英語は「イギリス英語」です。
とても丁寧できれいな英語を学んでいます。
丁寧で文法もちゃんとしている英語が、逆に「わからない」ネイティブスピーカーもいます。
だから、英語を話すイメージは、
日本語イントネーションでいいのです。
中国人やフィリピン人が話す英語を聞いたことがありますか?
その国特有のイントネーションです。
それでいいのです。
日本人らしいイントネーションで十分なのです。
英語環境は海外でなくても作れる
海外留学をしないで、英語環境は果たして作れるのでしょうか?
即答しますと、できます。
それには、自分の感覚、考えを少しの時間だけ変える必要があります。
少し時間を変えることで、英語環境、英語脳が作れるのであれば、高いお金を使って海外留学をすることは必要ありません。
海外留学の最大のメリットは、個人的にですが、環境に触れる、文化や慣習を直接感じ、学ぶことです。
簡単な英語で英語脳を作ることで、信じられないくらい英語が分かるように感じることができます。
それが英語脳を作ることなのです。
英語脳にする方法の最初のステップ
見たものをあなたの知っている英語で言う
(1)部屋にある物
ドア、窓、パソコン、テーブル、テレビ、電灯、コップ、皿・・・など
(2)身に着けている物
腕時計、ネックレス、ピアス、めがね、服、髪、顔、目、口、鼻、歯、首・・・など
このくらいから始めましょう。
【英語脳の最初のステップフレーズ】
英語脳を作る最初のステップとして、簡単な英語を使いこなす方法を提案します。
下記の英語は、小学校から中学1年で習う英語ですが、これが英語脳を作る最初のステップとして活用できます。
It is the〇〇〇
発音は(イリーズ、ダ〇〇〇)
This is the〇〇〇
発音は(ズィス、イズダぁ、〇〇〇)
theの発音を「ザ」を「ダ」にしましょう。
上の発音ではthis isとtheが連結した発音になっています。
英語脳を作る最初のステップとして上記の(1)(2)を日頃から言ってみましょう。
「英語が聞ける」ための方法
あなたの眠っている英語を引き出す
聞いたことのある洋楽で「英語を話す気持ち」で聞いてみる
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